裕福で魅力的な社交界の有名人エルサ(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)がある晩餐会の数時間後、遺体となって発見され、エルサよりはるかに年下の夫モット(クリストフ・ヴァルツ)が容疑者として浮上する。モットは野心家で上昇志向の強い男だった。モットに不信感を抱いていたエルサの娘アマンダ(アネット・ベニング)は、彼の犯行だと確信する。しかし、モットは巧みな弁舌で警察を煙に巻いてしまう。だが、彼の壮大な妄想と作り話で固められた嘘は、やがて明らかになっていく……。