1942年、ナチス占領下のパリ。ドイツ資本の映画会社コンティナンタルには、レジスタンス活動のためにあえて入社し、フランス全土を検問なしで横断できる通行許可証を手にした助監督ジャン=ドヴェーヴル(ジャック・ガンブラン)がいた。一方、唯我独尊を貫き女とペンに情熱を傾けた脚本家ジャン・オーランシュ(ドゥニ・ポダリデス)も、日々の糧にも事欠く旧友の姿を見て、やがて自らの信念を曲げ、コンティナンタルのために脚本を執筆することになる。