ベルリンの刑務所より釈放されたシュトロツェク(ブルーノ・S)は、娼婦エーファー(E・アッテス)と再会。彼は年金生活者のシャイツ老人(C・シャイツ)と共に、彼女を共同生活者に迎えるが、彼女の情夫達より脅迫を受ける。3人は、それからのがれるために、アメリカはウィスコンシンに渡り、モービル・ハウス(移動式住宅)をローンで購入した。アメリカでは働きさえすれば金持ちになれると信じるシュトロツェクは自動車修理工場に、エーファーはウェイトレスとして各々働き、シャイツは奇妙な理論に熱中する。