純朴な農夫・優作(石橋保)と結婚した都会育ちの瑠美(フミカ)は、ようやく農家の生活にも慣れ、口うるさい姑(宮下順子)とのやりとりを日々交わしながら、夜の営みに消極的な夫との生活に悶々としていた。そんななか、瑠美は優作が怪しい有機栽培の投資ビジネスに騙されているのではないかと疑念を抱く。どうやら優作に農業を教えた先輩・狩俣が、その話を持ってきたらしい。だが、狩俣は近所の評判がすこぶる良くない人物であった。優作を尾行し、狩俣との会話を盗み聞きした瑠美は、麗子という色気ある女の存在を知る……。