冷酷な父親(ラッセル・クロウ)と狩猟に行ったクレイヴン(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、巨大なライオンに襲われたことをきっかけに百獣の王の力を身体に宿し、容赦なきハンターと化す。金もうけのために罪のない動物を狩る人間たちを狩りの対象とし、一度狙った獲物は確実に仕留めるため、あらゆる手を使ってどこまででも追い続ける。次々と獲物を狩り、彼らを動かす大きな組織へと近づくと、全身が固い皮膚に覆われた巨大な怪物ライノが立ちはだかる。さらに、病弱な最愛の弟が危険にさらされ、クレイヴンは激昂する。やがて“裏の世界の殺戮者”と呼ばれる父親と対峙することになったクレイヴン。エスカレートする怒りとともに暴走していく、彼の狩りの行き着く先にあるものとは……?