ノルウェー西部の荒野で、エリック(ナット・ウルフ)は不可解な事故により少年を殺してしまう。逮捕されたエリックは、事故時に何が起きたか解明しようとする心理学者のクリスティーン(イーベン・オーケルリー)と出会った。クリスティーンはエリックに同情し、彼が悪い人間ではないと信じていた。アメリカ大使館はエリックの引き渡しを要求。しかしエリックはクリスティーンとともに逃げ出し、ノルウェーとアメリカ双方から追われることに。やがてエリックは、己の力が北欧神話に登場する雷神トールの力であることに気付く……。