1952年。C・S・ルイス(アンソニー・ホプキンス)はイギリスの名門オックスフォード大学で教鞭を取るかたわら、童話を書き続けていた。代表作『ナルニア国ものがたり』はイギリスをはじめ各国で人気を博し、世界中からファンレターが寄せられていた。ある日、アメリカの詩人ジョイ・グレシャム(デブラ・ウィンガー)と名乗る女性から一風変わった手紙が届いた。それには「あなたのことを夢に見た。ぜひ会いたいのでイギリスに息子と共に来る」とあった。ルイスは興味にかられ、彼女と会う。