14歳の陽(小松未来)は、怪我をして片田舎の病院に入院する。いつも優しくしてくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に対し特別な感情を抱き始めるが、退院の日、弥生が突然看護師を辞めたことを知る。1年後、陽は買い物の帰り道で偶然弥生と再会するが、彼女は男たちの体を売って生計を立てていた。学校にも家にも居場所がない陽は弥生に近づいていくが、弥生は誰にも言えない悲しい過去を抱えていた。互いに孤独なふたりは弥生のアパートで、心の空白を埋めるような生活を始める……。