トリスタン(チャーリー・コックス)の住む村のそばには、外の世界との境界となっている壁がある。外の世界は謎につつまれ、壁を越えることは禁じられていた。ある夜、トリスタンは、壁の向こうに一筋の流れ星が落ちていくのを見る。片思いの少女へのプレゼントとして、流れ星を取ってこようと決めたトリスタンは、父親に、壁を越えたいと打ち明ける。そんなトリスタンに、父は、かつて自らも壁の向こう側へ足を踏み入れたことを告げる。そして、壁の向こうの魔法の国・ストームホールドで出会った女性こそが、トリスタンの母であることも。トリスタンは、父から、使えばすぐに母に会えるというロウソクを手渡される。