2002年、冬季オリンピック予選の最終戦。女子モーグル北米3位のモリー・ブルーム(ジェシカ・チャステイン)は、五輪出場を目前にしていた。心理学教授の厳格な父親(ケヴィン・コスナー)のもと、幼い頃からひたすら練習を重ね、12歳の時の背骨の大手術からも復活したモリーだったが、その大会で松の枝にぶつかりスキー板が外れて転倒、怪我を負った彼女のアスリート人生は終りを迎えるのだった。その後、ケガから回復したモリーは、ロサンゼルスで1年間の休暇を取っていたが、バイト先のボスからポーカー・ゲームのアシスタントを頼まれる。