雨森えり子と栗田優子は山菜摘みに出かけた帰り、激しい雷雨に見舞われ、足をすべらせたえり子は崖下へ転落し気絶してしまった。そのとき、岩陰からドン松五郎とその息子のジュニアが現われて、えり子を助けてくれた。ドン松五郎のファミリーは人間たちから離れた山奥で暮らしていたのだ。やがてジュニアも人間社会へ勉強に旅立つときが来た。しかし、ジュニアは海岸にたどり着くなりバギーカーで遊ぶ成金父子にサッカーボール代わりに追いかけられ、怪我をしてしまった。