瑠璃(池田朱那)は、畜産を学ぶ農業高校の二年生。母ひとり子ひとりの家庭で育った彼女は、動物の世話で忙しい学校生活と家計補助のためのアルバイトを両立させながら、クラスメイトのモモ(片田陽依)、彩菜(白石優愛)、くるみ(大熊杏優)たちと共に、家畜から“命をいただく”尊さを学んでいた。そんなある日、モモと近隣の高校の文化祭へ遊びに行った瑠璃は、同い年のマサル(青山凱)を紹介される。瑠璃に一目惚れしたマサルは後日、猛アタックをかけてくるが、農業高校教師の森(中島歩)に想いを寄せる瑠璃の態度はそっけない。やがて森への想いを募らせた瑠璃は、森の自宅に押しかけ、強引に気持ちを伝えようとするが……。