明朝の中国。三宝寺の僧正は自分の死期が近いことを悟り、後継者を選ぶために大地主のウェン、軍人のワン将軍、そして高僧ウーワイ法師を寺に呼び出す。ウェンとワン将軍は口先では寺の将来を案じるようなふりをする一方、寺の宝である三蔵法師直筆の経典『大乗起信論』を奪おうと狙っており、経典をめぐり争奪戦を繰り広げる。