the PUNK

The PUNK
1993
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ロンドン西部のノッティング・ゲイトに生まれ育ったデイヴィッド(チャーリー・クリード・マイルス)は、警察官であり何事にも厳格な父親にウンザリしていた。ある日、彼は賭けビリヤードでヘビメタ野郎に因縁をつけられ、逃げ込んだ小劇場で出会った女優に一目惚れする。が、運の悪いことにその女優レイチェル(ヴァネッサ・ハダウェイ)は、よりによってヘビメタ野郎ネッドの彼女だった。自暴自棄になったデイヴィッドは母の制止を振り切って家を飛び出し、空き家を改造して一人暮らしを始める。悪いことは重なるもので、パンク仲間のひとりが売人モンクの持ってきた質の悪いドラッグのおかげで命を落とした。うさ晴らしに出掛けたパーティで、偶然レイチェルに再会したデイヴィッドは、彼女がネッドと別れたことを知る。2人は瞬く間に“現代のロミオとジュリエット”となる。再婚した俗物の父親(ジェス・コンラッド)と暮らすことに嫌気がさしていたレイチェルも、純粋なパンク少年デイヴィッドには心を許す。しかし、2人だけの時間は長くは続かなかった。レイチェルを追い求めるネッドは、デイヴィッドの友人ロジャー・ラビットをナイフでめった切りにすると、今度はデイヴィッドに襲いかかる。急を知らせる電話も、レイチェルの父親のおかげで彼女の元には届かない。やけになった彼は、モンクに渡されたドラッグについ手を出してしまう。父親にひと芝居打って家から逃げだしたレイチェルは、デイヴィッドを求めてロンドンの街を走った。デイヴィッドはドラッグ中毒の禁断症状で死にかけているが、駆けつけたレイチェルが抱きしめると奇跡的に助かった。

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