本庁内部調査課のウン・シヨン(コン・ヒョジン)は、元F1レーサーで巨大企業JCモータース会長のチョン・ジェチョル(チョ・ジョンソク)と警察庁長官との収賄事件を捜査していた。だが、長官の圧力によりシヨンは捜査半ばで交通課のひき逃げ専門捜査班に異動させられてしまう。メンバーは、シヨンと妊婦のウ・ソニョン係長(チョン・ヘジン)、そして頼り無い巡査のソ・ミンジェ(リュ・ジュンヨル)の3人で、捜査マニュアルもなければ、報告書もない吹き溜まりのような部署だった。当初は困惑するシヨンだったが、ひき逃げ犯を捕まえる実力と執念だけは認めざるを得ず、次第にチームのメンバーに心を開いていく。そんなある日、シヨンは3ヶ月前に起きた未解決ひき逃げ事件の容疑者がジェチョルだと知る。シヨンは許可も取らずに捜査を進めるが、一方でミンジェも単独で事件を追っていた……。