1970年代、アメリカ郊外の町。数学教師と敬虔なクリスチャンのリズボン夫妻(ジェームズ・ウッズ、キャスリン・ターナー)の間には、13歳から17歳までの年子で美しい5人姉妹がいた。近隣の少年たちは皆、彼女たちに憧れていた。だが、空にヘビトンボが飛びかう美しい6月のある日、末娘のセシリア(ハンナ・ハル)が自殺を図る。さらに、新学期が始まってから、四女のラックス(キルステン・ダンスト)が学園の人気者トリップ(ジョシュ・ハートネット)と過ちを犯すという事件を起こす。リズボン夫人は娘の不始末に激怒し、姉妹たちを家に閉じ込めた。外界から隔離された少女たちと何とかコンタクトしようとする少年たち。だが、そんな彼らの想いもむなしく、姉妹たちは自らの命を絶つのだった。