6年ぶりに東京地検城西支部へと久利生公平(木村拓哉)が戻ってきた。しかし、ひさびさに再会した雨宮舞子(松たか子)の態度はよそよそしいものだった。相変わらず自分のペースで仕事に向かう久利生は、芝山検事(阿部寛)が起訴した過失致死事件を任される。些細な口論から起こった事件だが、容疑者は犯行を認めていた。簡単に結審すると思われていた裁判は、初公判で容疑者が犯行を全面否認するところから意外な展開を迎える。