イギリスの田舎町。ルーことルイーザ・クラーク(エミリア・クラーク)は、お洒落が大好きな26歳の女性。前向きな性格だが、自分の夢にチャレンジすることを躊躇してしまい、仕事を転々としながら、毎日をなんとなく過ごしている。そんなある日、働いていたカフェが閉店。失業したルーが新たに得た職は、バイク事故の影響で車椅子生活を余儀なくされた青年実業家ウィル・トレイナー(サム・クラフリン)の介護役兼話し相手だった。期間は6か月。ウィルは元々、快活でスポーツを愛する青年だったが、今では生きる希望を失っており、ルーにも冷たい態度を見せる。だが、ルーの明るさは、そんなウィルの頑なな心を次第に溶かしてゆく。やがて心を通わせるようになった2人は、互いを最愛の存在と認め合うようになる。そんなある日、ルーはウィルの重大な決意を知ってしまう……。