14世紀。平民のウィリアム(ヒース・レジャー)は身分を偽り、騎士しか参加できない馬上槍試合の大会に仲間たちと共に参加を繰り返していた。試合をいつも見守る貴婦人ジョスリン(シャニン・ソサモン)に一目惚れしたウィリアムは、競技と恋を巡り名手アダマー伯爵(ルーファス・シーウェル)と火花を散らす。しかしやがてアダマーは戦地に派遣されて欠場を続け、ウィリアムは優勝を重ねるものの心は満たされない。アダマーが復帰したのは、ウィリアムの故郷でもあるロンドンでの世界選手権。順調に勝ち進んだ二人は、いよいよ決勝で戦うことになる。