降りしきる雨の中、森を彷徨う塔子(大塚菜々穂)。彼女が目を覚ましたのは、4人の男女が暮らす家だった。だが、彼らは何かが不自然で、どこか異次元の人々のようである。どこからか食物を調達し、生活は自給自足。ドラム缶風呂の炊き方や、渓流での洗濯などを学ぶ塔子は、そんな彼らとの暮らしにも馴染んでゆく。しかし、ある時、不思議なことが起こり始め……。