城華大学付属病院外科東病棟では、婦長の清原レイ以下10数名の看護婦が昼夜をわかたぬ過重勤務をこなしていた。そんななか清原は、初めて担当した19歳の少年洋介が脳腫瘍で死亡して号泣する新人看護婦・高樹亜沙子を励ましたり、恋人とうまくいかず、睡眠薬を常用してイライラを患者の家族にぶつけてしまっているヴェテランの新川章子にそっと忠告したりするが、新川は「このままでは私は駄目になってしまう」と退職していく。