十八世紀末、密輸が認められていた頃。難破船を襲い積荷を掠奪するブラック・ジョン(バーナード・リー)は彼に協力した漁民達に分け前を払わなくなり、彼等は知事(ピーター・カッシング)に訴えた。だがそれを聞き届けてくれたのは息子クリス(ジョン・フレーザー)であった。暴風雨のある夜、難破しかけた船を助けようとしたクリスは、難破船荒しに襲われ、彼はその一人を殺してしまった。息子の殺人を知った知事は彼をロンドンへやった。知事は奪った積荷を捌くレジュン一味を逮捕した。