“西部を征服した銃”と呼ばれたウィンチェスター銃を開発し、莫大な財産を築いたウィンチェスター一族。その一員であるサラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)は、娘と夫を次々と病気で亡くし、未亡人になってしまう。やがて、ウィンチェスター銃で命を落とした人々の亡霊から逃れるため、莫大な財産を注ぎ込み、24時間365日、妄信的に屋敷の増改築を続けるようになるサラ。その結果、いつの間にか屋敷は“どこにも行き着かない階段”、“床に向かって開く窓”、“迷路のようなホール”、“数字の13にまつわる装飾”などを備えた奇怪な構造に変貌を遂げていた。そんなサラの精神鑑定を行うため、“ウィンチェスターハウス”と呼ばれる屋敷に送り込まれた精神科医エリック(ジェイソン・クラーク)は、厳重に閉じられた禍々しい部屋を発見。ウィンチェスターハウスに巣くう亡霊の正体とは……?