香港警察特捜班のロイ刑事(アンディ・ラウ)は、凶悪強盗団のボスであるツァオ(フー・ジュン)を逮捕しようとするが、銃撃戦の末、交通事故に巻き込まれて取り逃がしてしまう。その事故を起こした男は、ロイの幼馴染で最近出所してきたばかりのトー(ラム・カートン)だった。ロイはトーを疑うが彼は事故だと主張。だがトーの恋人のビン(ヤオ・チェン)は、更生を誓った彼がまだ犯罪から足を洗ってないのではないかと疑念を抱き、実際トーはツァオの強盗団のメンバーであった。ロイは捜査を続けるが、警察をあざ笑うかの様にツァオは一切証拠を見せない。しかもロイが捜査に送り込んでいた情報屋のトン(フィリップ・キョン)とその娘が彼らの犠牲になってしまう......。