どこにでもいるような平凡な一家は、新居に引っ越してから奇妙な現象に悩まされていた。時折感じる不気味な気配や、突然別人のように豹変する家族、隣人が行っていたおぞましい儀式など異常な出来事の連続に、一家の精神状態は極限に達する。父親(ソン・ドンイル)は一連の怪異に人外の存在を感じ取り、神父として働いていた弟のジュンス(ぺ・ソンウ)に助けを乞う。過去に悪魔に取り憑かれた少女を救えなかったことを強く悔やみ、自信を喪失していたジュンスは、一度は協力を拒む。しかし、姪らの悲痛な声を聞き、自らを奮い立たせ、一家を襲う絶対的な悪に立ち向かう決意をする……。