政治が腐敗し、軍閥が割拠していた1920年の中国。県知事・マー(グォ・ヨウ)は、妻(カリーナ・ラウ)と書記のタン(フォン・シャオガン)とともに、赴任先である地方都市・鵝城に向かっていた。実はマーは名うての詐欺師で、県知事の官位を買ったのだ。彼らが会食中に乗っていた馬列車が、指名手配中の“アバタのチャン”(チアン・ウェン)率いる7人の覆面ギャング集団に襲撃される。妻とともに捕えられたマーは書記になりすまし、鵝城の知事になれば金儲けができるとチャンを促す。