試合中の事故で膝を故障した元花形フットボール選手のブランドン・ラング(マシュー・マコノヒー)は、プロテストを受けながらラスベガスの電話情報サービス会社で働いていた。ある日、代役としてスポーツ賭博の勝者を予想すると見事に的中し、いつしかベガス一のスポーツ情報屋へのし上がってゆく。そんなブランドンに、ニューヨークの大手スポーツ情報会社の経営者ウォルター(アル・パチーノ)が目を付ける。高額なギャランティで引き抜かれたブランドンは、過去を捨てるため“ジョン・アンソニー”という名前をつけられ、ウォルターから猛烈な指導を受ける。