シカゴからニューヨークへの犯罪者を護送中の護送機がオハイオ川に墜落。機に乗り合わせたサム・ジェラード連邦筆頭副保安官(トミー・リー・ジョーンズ)は、逃走した囚人マーク・シェリダン(ウェズリー・スナイプス)を部下と共に追跡することに。元CIAの特殊工作員で、2名のCIA部員を殺した容疑を受けていたシェリダンを追うため、外交保安局捜査官のロイス(ロバート・ダウニー・Jr.)が捜査に加わる。一方、シェリダンは捜査網をかいくぐり、恋人のマリー(イレーヌ・ジャコブ)の協力をひそかに得て自らの冤罪を晴らそうと行動を開始。事件の背後にはCIAから中国に国家機密を売り渡す陰謀が存在、その首謀者はなんとロイスだった。激しい追走劇の末、シェリダンを逮捕したジェラードは、ロイスこそ真犯人だと知るや、シェリダンを殺そうと忍び寄ったロイスを間一髪で倒した。