海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅(石川瑠華)は、憧れの三崎先輩(倉悠貴)に手ひどく振られてしまう。そのショックから、かつて自分のことを好きだといってくれた内向的な同級生・磯辺(青木柚)と関係を持つ。初めは興味本位だったが、何度も身体を重ねるうち、磯辺を恋愛対象とは見ていなかったはずの小梅は徐々に彼への想いを募らせていく。一方、小梅に恋焦がれていたはずの磯辺は、その関係を断ち切ろうとする。二人の気持ちはすれ違ったまま、磯辺は過去にイジメを苦に自殺した兄への贖罪から、ある行動に出る……。