特殊な舌で何でも分析できる“絶対舌感”という特殊能力を持つ朝永蘭丸(向井理)は、唯一、口内細菌を気にすることなくキスできる相手に失恋、傷心の旅に出るがその途中、行き倒れてしまう。気が付くとそこは怪しげな鬼灯村。人工呼吸された時、その口内の細菌になぜか不快感のなかった女医・りん(木村多江)に興味を持った蘭丸は、伝説の三助として語り継がれる“大津のヘースケ”の孫であることを生かして村の温泉で働くことにする。