ヨハン(エルランド・ヨセフソン)とマリアンヌ(リヴ・ウルマン)は結婚10年目を迎えていた。42歳のヨハンは応用心理研究所の助教授、35歳のマリアンヌは親族法・民法の弁護士で、二人の間の娘二人と共に安定した暮しを送っていた。理想的に見えるこの夫婦は、ある朝取材の女性記者のインタビューを受け、マリアンヌは夫婦関係について初めて語った。数日後、夫婦の共通の友達夫婦ピーター(ヤン・マルムシェー)とカタリーナ(ビビ・アンデショーン)を夕食に招いた二人は、お瓦いにののしりはじめたその夫婦に唖然としながら仲介をするのだった。