ニューヨークよりバレリーナ志望のスージー(ジェシカ・ハーパー)が着く。学校に着くが、「アイリス……扉のむこうに……」と、叫んで木立ちの中に消えていく女性。スージーは、赤い壁の学校の扉をたたくが応答はなかった。翌朝、改めて学校を訪れた彼女は、華やかさの中で副校長のブランク夫人(ジョーン・ベネット)とタナー女史(アリダ・ヴァリ)に紹介される。そして、タナーから校長は旅行中であり、又、盲目のピアニストのダニエル(フラビオ・ブッチ)も紹介された。ハード・レッスンが始まった。学校に対する不安や、つかれが重なって、スージーは吐き気とめまいと共に倒れる。気がつくと寄宿舎のベットの中。医者とブランクに見守られ、薬と食事を与えられたスージーは、学生のサラ(ステファニア・カッシーニ)から謎めいた話を聞かされた。スージーが嵐の夜見た女性は何者かに殺され、以前から何人もが行方不明になっており、消灯後、教師達がどこかに集まっているというのだ。数日後、天井からウジ虫が落ちる大騒ぎがおこり、生徒達の部屋は使いものにならなくなった。原因は天井裏のくさった食物だ。全員はその夜、講堂でカーテンをつって寝る事となった。と、異様なうめきが……