1900年の夏、ベルリンギエリ大農園にふたりの男児が誕生した。地主であるアルフレード・ベルリンギエリ(バート・ランカスター)の次男ジョヴァンニ(ロモロ・ヴァッリ)の子で祖父の名をそのまま継ぐアルフレードと、小作人頭で大家族の長レオ・ダルコ(スターリング・ヘイドン)の娘ロジーナ(マリア・モンティ)の子オルモだ。それから七年ほど後の農園。長男のオッタヴィオ(ヴェルナー・ブランズ)は家風に逆らい放蕩の旅に出たままなので、今はジョヴァンニが権力をふるっている。