唐王朝隆盛期。時の皇帝・玄宗(レオン・ライ)は、戦死者弔いの儀で舞を披露する玉環(ファン・ビンビン)に心を奪われる。その様子に気づいた皇后・武恵妃(ジョアン・チェン)は、とっさに彼女は18番目の皇子・寿王(ウー・ズン)の妃になる娘だと嘘をつく。後日、王宮に召し上げられた玉環は、その美貌と天真爛漫な性格により宮中で愛され、寿王の妃として優雅な日々を享受していた。そんななか、武恵妃の謀略で皇太子が死罪となり、次期候補に寿王の名が上がり始めると、強大な権力を誇る皇帝の座を巡り、王宮は憎悪と策略そして愛憎に血塗られていくのだった……。