イスタンブールで要人警護の職務を終えた元CIA秘密工作員ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、ホテルのロビーで元妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と娘キム(マギー・グレイス)を迎え入れる。彼の願いはこの休暇で家族の絆を完全修復することだった。だが翌日、イスタンブールの名所のバザールに二人で出かけたブライアンとレノーアに、不気味な影が忍び寄る。2年前、パリでブライアンに息子たちを殺害され、怒りに燃える初老のアルバニア人、ムラド(ラデ・シェルベッジア)が大勢の手下を引き連れ、復讐計画を企てていたのだ。不審な尾行車を察知したブライアンは、ホテルに戻るように耳打ちしたレノーアをバザールの入口で下ろし、一味との怒涛のカーチェイス、そして激烈な乱闘に身を投じていく。