ミルバーグ市のトレッドウェイ株式会社のブラード社長がニューヨークで社外重役の1人ジョージ(ルイス・カルハーン)を訪問したあと突然脳出血で死んだことから、重役たちは社長の椅子を狙って知能的闘争の渦を捲き起した。株価の暴落を見越すジョージはカラ株を売るが、会社側はすかさず収益報告を新聞に発表したので株は下がらなかった。経理担当のオルダースン(ウォルター・ピジョン)と意匠促進部長のドン(ウィリアム・ホールデン)はブラートを心から崇拝していた。