フランソワ・デルヴォー(ルイ・ガレル)、二十歳、詩人。1968年、パリは革命で揺れていた。日増しに機動隊と若者たちの衝突は激化し始めていた。5月の夜。火炎瓶で攻撃する若者たち。そのさなか、フランソワはバリケードの上でまどろむ。同じ頃、一緒に戦ったジャン=クリストフ(エリック・ルリヤ)も無事に家路に着く。彼は昨晩の出来事と、自らの思想を雄弁に語る。フランソワは徴兵検査の召喚状への不服従により逮捕され、軍事裁判にかけられる。