1941年10月19日。ドイツ占領下のフランス。大西洋沿岸のロワール=アトランティック県、シャトーブリアン郡のショワゼル収容所。そこにはドイツの占領に反対する行動をとった者や共産主義者など、政治犯とされる人々が多く収容されていた。その中に、占領批判のビラを映画館で配って逮捕された17歳の少年ギィ・モケ(レオ=ポール・サルマン)もいた。10月20日。近くの街ナントで1人のドイツ将校が暗殺される。