1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、ある日、婚約者のエマを暴漢に殺されてしまう。深い悲しみに暮れるアレクサンダーは、過去に遡ってエマを救い出したい一念で、ついにタイムマシンを発明する。エマの死んだ日に戻ったアレクサンダーだが、運命そのものはどうやっても変えようがないことを知る。その理由を解き明かすため、今度は未来へ向けて時間移動して、2030年の世界へと降り立つのだった。