数百人もの命を救ってきた伝説のレスキュー・スイマー、ベン(ケビン・コスナー)。しかし目の前で大切な相棒を失い、心に深い傷を負ったベンは現場の第一線から退くことを決意し、レスキュー隊員のエリートを養成する「A級学校」へ教官として赴任することになった。過酷な訓練の中で実際にレスキュー・スイマーになれる者はごくわずかにすぎない。その生徒の中に元高校の水泳チャンピオンであったというジェイク(アシュトン・カッチャー)という若者がいた。図抜けた才能を持ちながらも仲間を信頼せず時に暴走してしまうジェイクの態度に何か腑に落ちないものを感じるベン。そんなある日、ジェイクはささいなきっかけから喧嘩騒ぎを起こしてしまう。