広大なトウモロコシ畑のある町ネブラスカ州ライルストーン。牧師に育てられ、トウモロコシ畑を自分の場所としていた孤児のイーデン(ケイト・モイヤー)は、トウモロコシ畑には、怪物“歩く者”がいると信じ神様と崇めていた。そんななか、トウモロコシの深刻な不作が続き、大人たちは畑を焼き尽くして町を捨てようとしていた。その計画を知ったイーデンは、他の子供たちを扇動し、大人たちの行動を断じる模擬裁判を企てる。やがて、拘束した大人を殺してしまうという悲劇が発生、残された大人たちは“歩く者”の生贄として、トウモロコシ畑の中に追いやられる。そしてイーデンは世界からすべての大人を根絶やしにすると叫ぶのだった……。