事業に失敗し、妻にも捨てられ、死に場所を求めて迷い込んだ場末の町。矢代光敏(カトウシンスケ)は、そこで出会ったソープ嬢のヒナ(藤崎里菜)に拾われる。危ういほどに純真で無防備なヒナの明るさとその肉体に溺れるうち、いつしか生きる希望を見出してゆく矢代。事業を再開し、ドン底の生活から抜け出そうと決意する矢代だったが、その先には思いもよらない落とし穴が待ち受けていた……。どうしようもない男と女が七転八倒の末に辿り着く愛の結末とは……?