ブリュッセル近郊の小学校。体育教師のドム(ドミニク・アベル)と英語教師のフィオナ(フィオナ・ゴードン)は共にダンス好きな夫婦で、幸せに暮らしている。週末にある近県のダンス大会では、種目がルンバのときは必ず優勝していた。ある日、いつものようにダンス大会で優勝した2人は、幸福の絶頂で車に乗り、帰路に着く。鉄道のトンネルのある道で、自殺願望の男(フィリップ・マルツ)が線路に上がったり、道路に降りたりしていた。ドムとフィオナの車は、彼を避けようとして脱線してしまう。2人は病院に運ばれるが、フィオナは左足を失い、ドムは記憶喪失になってしまう。