線路脇にポツンと設置された電話ボックス。その傍らを通り過ぎた修平(村上虹郎)は、とぼとぼと帰宅する。自宅には父母と妹が待っていて、週に一度の家族団欒でテーブルを囲もうとしていた。そこへ、隣に引っ越してきた奇妙な夫婦が挨拶に訪れる。犬を抱いた妻はリビングに上がり込み、一家団欒を掻き回すような言動を始めるが……。