関東大会決勝戦は、青春学園中等部対立海大附属中学校。青学は3年の手塚を欠き、王者・立海を相手に1勝2敗と苦戦していた。チームの命運が懸かる中、不二は勝利のため、攻めのテニスを繰り広げる。対戦相手・立海の切原は、時同じくして行われる3年の幸村の手術に駆けつけようと、13分で勝つと宣言。しかし隙のないプレーを見せる不二を前に切原は次第に苛立ちを募らせ、決勝戦前にリョーマとの試合で垣間見た己の限界を再び感じてしまう。勝敗に執着できなかった不二とどこまでも勝ちに貪欲な切原、二人は仲間のため、そして自分自身のため、互いに限界を超えていく。