アマンダ(サラ・ミシェル・ゲラー)は母から受け継いだレストランの女シェフ。しかし、いつまでも料理の腕は上がらず、店はつぶれかけていた。ある日、カニを買いに行った市場でデパートのエリートビジネスマン、トム(ション・パトリック・フラナリー)に出会う。「店のスペシャル料理はカニのナポレオン風」とでまかせを言ったアマンダだが、たまたまランチを食べ損ねたトムが恋人とともに店にやってきたことから、カニ料理を作ることになってしまう。出来上がった料理はトムの舌を魅了するが、魔法にでもかかったように恋人のほうはヒステリーを起こし、トムと別れて店を出て行くことに…。