女子高生の栞(増田有華)には入院中の母と、家を出てアパートで一人暮らしをしている兄・元也がいる。栞はある朝、通学定期をなくしてしまっていることに気づく。その翌日、栞の通う高校で、誰かが降霊術の一種“ひとりかくれんぼ”をしていたことがわかる。噂は瞬く間に広がり、誰が何のために行ったのかと話題になる。その日、栞は母の見舞いに行こうと思っていたが、アルバイトのために行けなくなる。