19世紀末、アメリカ中西部の町。大富豪のアンバーソン一族の嫡子ジョージ(ティム・ホルト)は力を誇示する傲慢な青年だった。ある日、エンジニアのユージン・モーゲン(ジョセフ・コットン)が帰郷し、かつて、ジョージの母イザベル(ドロレス・コステロ)と愛しあった2人の愛は、彼女の養子の夫ミニファー亡き今、再燃するのだった。ジョージはそれに強く反発する一方で、ユージンの一人娘ルーシー(アン・バクスター)に惹かれてゆく。