双子の兄妹の頼(松本潤)と郁(榮倉奈々)は、同じ学校に通う高校三年生。幼い頃はシロツメ草の草原で無邪気に結婚の約束をしたほど仲がよかったが、最近はなぜか、頼の郁への態度はすっかり冷たくなっている。頼の変化を悩みながらも、二段ベッドの上に眠る頼に、自分に思いを寄せる矢野(平岡祐太)にどう答えるべきかを相談する郁。「郁の好きにしろよ」。返事はやはり冷たい。体育の授業中、サッカーをする頼と矢野。激しく矢野に当たっていく頼に対し、矢野は「妹ちゃんのこと、諦めてないから」と挑発する。