西暦415年。ローマ帝国軍の司令官アーサー(クライヴ・オーウェン)は、無敵を誇る円卓の騎士たちと共に、ブリトン人の反乱軍ウォードと、ブリトンの侵略を狙うサクソン軍の双方に包囲されたハドリアヌスの城壁の北の地から、ローマ人貴族マリウスの一家を救出するという最後の使命を受けた。しかし館に到着すると、マリウスはローマ教会の考えに従わない者を拷問にかけていた。怒りに震えつつもアーサーたちは、祖国ブリトンへの愛を持つ女性グウィネヴィア(キーラ・ナイトレイ)らを救出し、迫りくるサクソン軍から逃げるべくマリウス一家を連れて出発する。アーサーたち一行は必死の逃走を続けるが、ついにサクソン軍に追いつかれる。